2014年05月21日

うつ病を治すための本。鬱病を解説している本。鬱病の方にお勧めの本。(4)『ツレがうつになりまして』細川貂々著

うつ病を治すための本。うつ病を解説している本。うつ病の方にお勧めの本。うつ病患者の家族のための本。


スーパーサラリーマンだったツレがある日、突然「死にたい」とつぶやいた。

会社の激務とストレスでうつ病になってしまったのだ。

明るくがんばりやだったツレが、後ろ向きのがんばれない人間になった。

もう元気だったツレは戻ってこないの?

病気と闘う夫を愛とユーモアで支える日々を描き、大ベストセラーとなった感動の純愛コミックエッセイ。



うつ病歴 結構経ちます。

今、減薬中で、かなり良いトコまで来ています。

私が通院している病院に置いてあり、待合室で読みました。

とっても読みやすいので、1日もあれば読めてしまう内容です。

そうして、「これも!」「あ!これも!」って、私が経験したこと全てが書いてありました。



『普通の人には 息を吸う程簡単なこと』が、私にはできなかった。

『渦中の人』が読むには、もしかしたら辛いかも知れません。(ずいぶん調子良くなった今でも、読んでドキドキしましたから...

ただ、「なぁんだ!自分だけじゃないんだ!」ってことが解って、自分を責めたり、現状に焦ったりしなくなる効果は あると思います。)


でも、周囲の人には読んで貰うべきです!


『うつ』でない人には 絶対理解して貰えない症状 (自分で理由が説明できない 自分の行動の全て)を読んで貰うだけで、「今の私は、ツレさんと同じなの」と 私に代わって説明してくれる。

もっと早く この本に出会っていたら、周囲の不理解に苦しまなくても良かったかも。



今、辛い人へ

周囲の理解を得る為に、この本はお勧めです!

また、今できないことの全てが『うつ』の症状である ということが解ります。

どうか自分を責めないであげて下さいね。



『うつ』の人を身近でサポートしている人へ

『うつ』を経験した人じゃないと理解できない色々な出来事が書いてあります。

理解できても できなくても、この書いてあるそのものが 『うつ』の人の『普通』なのです。







posted by ホーライ at 06:25| 北京 | うつ病患者の家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする